世界に比べ人口構成が非常に若い国

ベトナムは、正式には「ベトナム社会主義共和国」という社会主義共和制国家です。

インドシナ半島の東部に位置し、南北に長い国土の北は中国、西はラオスとカンボジアに隣接しています。

人口のおよそ9割がキン族ですが、少数民族も多く、他民族国家としての一面もあります。

また、国民のおよそ8割が仏教徒である仏教の国でもあります。

ベトナムは内戦の印象が強く、暗いイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

しかし、国民性はというと、全体的に非常に明るいという特徴があります。

特に南部のホーチミンの方がおおらかで、陽気なラテン系のといった気質です。

また、ベトナム人は勤勉でものごとに、一生懸命に取り組むという国民性があります。

そういった気質が評価され、近年では日本企業の中にも現地企業と業務提携を結ぶ動きや、アウトソーシングを行うような動きも広まっています。

特に北部のハノイは仕事に対する信頼度があついといわれていますが、国民全体に、生真面目、几帳面といった特徴があります。

こうした点が、契約の増加など、仕事をともにするうえで期待を集めています。

また、手先が器用、組織に対する従順さなども、他国には見られない特徴でしょう。

このように几帳面なところや生真面目さは、日本人の勤労精神に通じる点も多いため、日本企業としては仕事をしやすい外国人ということができます。

ただし、時間に対しては日本人と比べ若干ルーズです。

「時は金なり」といった考えは薄く、仕事そのものの姿勢や精度にくらべ、時間感覚については細かくすり合わせる必要がありそうです。

時間に関してトレーニングするのであれば、理由付け・動機づけを行うと効果的です。

ベトナム人は理論的な人種ですが、悪い言い方をすると理屈っぽいということもできます。

ですから、頭ごなしにルールや締め切りを強調しては、なかなか高いモチベーションを維持することは難しいでしょう。

ベトナムは人口構成が非常に若い国です。

日本の中心年齢が40歳を超えているのに対し、ベトナムの場合は24.9歳と15歳以上も若いです。

この若い労働力が国のパワーとなっています。

若さに加え、ベトナム人は勉強意欲、向上心が非常に高いという特徴があります。

仕事が終わった後、英語など仕事に生かせる教室に積極的に通う若者が多いのです。

趣味や娯楽を満喫したり、友人を遊びに行くよりは、キャリアアップやスキルアップを目指し、学習する若者が多いのも国民性を表しています。